筆者: 南米おやじ|更新日: 2026年3月19日
家族4人でスマホを使うと、大手キャリアなら月額3万円を超えることも珍しくない。「家族全員のスマホ代をもっと安くしたい」と思っているあなたに、格安SIMの家族割を徹底比較してお伝えする。
私自身、小学生の娘2人を持つ父親として、家族のスマホ代は死活問題だ。実際に各社の家族割を調べ尽くした結果、家族4人なら年間10万円以上の節約が可能だとわかった。
この記事では、2026年3月時点の最新料金をもとに、ワイモバイル・UQモバイル・mineo・IIJmio・楽天モバイルの家族割を完全比較する。
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格安SIMの家族割とは?大手キャリアとの違い
格安SIMの家族割は、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の家族割とは仕組みが異なる。大手キャリアは「家族間通話無料」が中心だが、格安SIMでは月額料金そのものが割引されるパターンが多い。
格安SIM家族割の主な割引タイプ
大手キャリアから格安SIMに家族で乗り換えるだけで、割引がなくても大幅に安くなる。そこにさらに家族割が加わるため、節約効果は非常に大きい。
格安SIMの選び方の基本を知りたい方は、格安SIMの選び方ガイドを先に読んでおくと理解が深まる。
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【2026年最新】格安SIM家族割5社を徹底比較
ここからは、家族割に対応した主要5社の割引内容を詳しく見ていく。
比較一覧表(2026年3月時点)
割引額だけ見ればワイモバイルが圧倒的だが、元の料金が高めなので、割引後の実質月額で比較することが重要だ。
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各社の家族割を詳しく解説
1. ワイモバイル「家族割引サービス」|割引額No.1
ワイモバイルの家族割は、2回線目以降が毎月1,100円割引という業界最大級の割引額が魅力だ。
シンプル3プランの料金(税込)
※1回線目(主回線)は割引なし、2回線目以降に1,100円割引
ワイモバイル家族割のポイント
ワイモバイルの詳しいレビューはワイモバイル徹底レビューで解説している。
家族4人のシミュレーション(シンプル3 S)
大手キャリアで4人が小容量プランを使った場合(約24,000円/月)と比較すると、月額15,000円以上・年間18万円以上の節約になる。
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2. UQモバイル「家族セット割」|au回線の安定感
UQモバイルの家族セット割は、全回線が毎月550円割引される。ワイモバイルと違い、1回線目から割引対象になるのがメリットだ。
トクトクプラン2の料金(税込)
UQモバイル家族セット割のポイント
家族4人のシミュレーション(〜1GB利用時)
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3. 楽天モバイル「最強家族プログラム」|データ無制限と組み合わせが強い
楽天モバイルの家族割は月110円と控えめだが、そもそもの料金が安いため、家族全体で見るとコスパは悪くない。
Rakuten最強プランの料金(税込)
楽天モバイル家族割のポイント
家族4人のシミュレーション(全員3GB以下利用時)
家族4人で月3,872円は、今回比較した5社の中で最安だ。子どもがWi-Fi中心で使うなら、楽天モバイルのコスパは圧倒的と言える。
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4. mineo「家族割引」|柔軟なプランが魅力
mineoの家族割は1回線あたり55円割引(3回線目以降は165円)と金額は小さいが、mineoの魅力は割引額よりもプランの柔軟さとコスパの良さにある。
マイピタの料金(税込・デュアルタイプ/音声通話SIM)
※2025年11月より容量増量:旧1GB→3GB、旧5GB→7GB、旧10GB→15GB、旧20GB→30GB(料金据え置き)
mineo家族割のポイント
家族4人のシミュレーション(全員3GBプラン)
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5. IIJmio「データシェア」|家族でギガを分け合う
IIJmioには「家族割」という名称の割引はないが、同一mioID内でデータ容量をシェアできる仕組みがある。家族で無駄なくギガを使いたい人に向いている。
ギガプランの料金(税込・音声SIM/2026年3月改定後)
IIJmioデータシェアのポイント
IIJmioの詳しいレビューはIIJmio徹底レビューで解説している。
家族4人のシミュレーション(15GBシェア + 2GB×3回線)
15GB + 2GB×3 = 合計21GBを家族で自由にシェアできる。子どもの利用が少ない月は親がその分を使えるため、無駄がない。
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【決定版】家族4人の月額料金シミュレーション比較
ここまでの情報を整理して、家族4人で利用した場合の月額合計を一覧で比較する。
小容量プラン比較(各社最小プラン)
最安はIIJmio(月3,400円)。楽天モバイルも3GBまでなら月3,872円と非常に安い。大手キャリアと比べると、IIJmioなら年間約24.7万円の節約になる。
中〜大容量プラン比較
中〜大容量でもIIJmioが最安。ただし、データ無制限が必要なら楽天モバイル一択だ。
各社の料金をさらに細かく比較したい方は、格安SIM料金比較の記事も参考にしてほしい。
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家族のタイプ別おすすめ格安SIM
タイプ1:とにかく安くしたい家族 → IIJmio
タイプ2:子どもにスマホを持たせたい家族 → 楽天モバイル
私も娘たちにスマホを持たせることを検討しているが、Wi-Fi環境がメインなら楽天モバイルの段階制は安心感がある。3GBを超えなければ月968円で済むのだから、子どもの初めてのスマホにはちょうどいい。
学生向けの格安SIMについてさらに知りたい方は、学生におすすめの格安SIMの記事も読んでみてほしい。
タイプ3:通信品質を重視する家族 → ワイモバイル
タイプ4:柔軟にプランを選びたい家族 → mineo
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家族割を申し込む前に確認すべき5つのポイント
1. 家族の定義を確認する
キャリアによって「家族」の定義が異なる。
2. 他の割引との併用可否をチェック
ワイモバイルの「おうち割 光セット(A)」やUQモバイルの「自宅セット割」は、家族割と併用できない。光回線とセットで使う場合は、どちらがお得か事前に計算しておこう。
3. 契約名義の制約を把握する
IIJmioのデータシェアは同一名義でしか使えない。18歳未満の子どもの回線を親名義で契約する場合は問題ないが、成人した家族が別名義で契約している場合はシェアできない点に注意。
4. 子どものスマホにはフィルタリングを
18歳未満の子どもにスマホを持たせる場合、法律によりフィルタリングサービスの利用が義務付けられている。各社とも無料または安価でフィルタリング機能を提供しているので、契約時に忘れず設定しよう。
5. MNP(番号ポータビリティ)でまとめて乗り換え
家族全員でまとめて乗り換える場合、各キャリアの乗り換えキャンペーンを活用すると、ポイント還元や端末割引でさらにお得になる。タイミングを合わせて一気に手続きするのがおすすめだ。
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まとめ:家族の格安SIMは「元の料金×割引額」のトータルで選ぶ
家族割の割引額だけを見ると、ワイモバイルの月1,100円が最大だ。しかし、割引後の実質月額で比較すると、IIJmioや楽天モバイルの方が家族全体のコストは安くなる。
結論
大手キャリアで家族4人が月24,000円払っているなら、格安SIMに乗り換えるだけで月2万円・年間24万円の節約も現実的だ。
家族全員のスマホ代を見直すなら、まずは格安SIMの選び方ガイドで基本を押さえてから、この記事の比較表を参考に最適なキャリアを選んでほしい。
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*※ 記事内の料金は2026年3月19日時点の税込価格です。最新の料金・キャンペーン情報は各社公式サイトをご確認ください。*

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