デュアルSIM月1,000円以下の組み合わせ5選

この記事の結論

  • デュアルSIMの最強組み合わせは「楽天モバイル × povo」で月額1,078円〜
  • 通話用とデータ用でSIMを分けるのが節約のカギ
  • 異なるキャリア回線を選べば通信障害にも強くなる
  • 月1,000円以下も狙える「日本通信SIM × povo」も要チェック
  • 1台のスマホで2回線。デュアルSIMが「最適解」になる理由

    「スマホ代をもっと安くしたいけど、通話品質は落としたくない」「通信障害が怖いから予備回線も持ちたい」——そんなワガママ、実は1台のスマホで叶います。

    それがデュアルSIMという使い方です。

    1台のスマホに2つのSIMを入れて、通話はA社、データ通信はB社、というように使い分ける。たったこれだけで、月額料金を半分以下に抑えながら、通信障害リスクもカバーできるのです。

    私自身、海外生活で複数回線を使い分けるのは日常茶飯事。日本でも同じ発想で通信費を最適化できる時代になりました。

    この記事では、2026年3月時点の最新料金をもとに、デュアルSIMの最強組み合わせを5パターン厳選して紹介します。


    デュアルSIMとは?仕組みをわかりやすく解説

    デュアルSIMとは、1台のスマホで2つの回線(SIM)を同時に使える機能のことです。

    3つの組み合わせパターン

    パターン 説明 対応機種
    物理SIM + eSIM SIMカードスロットに1枚 + eSIMを1つ iPhone XS以降、Pixel 3a以降など
    eSIM + eSIM 2つのeSIMを設定 iPhone 13以降、Pixel 7以降など
    物理SIM + 物理SIM SIMカードを2枚挿入 一部のAndroid端末(OPPOなど)

    現在もっとも一般的なのは「物理SIM + eSIM」の組み合わせです。iPhone XS以降のiPhoneなら、ほぼすべてこの方式に対応しています。

    デュアルSIMで何ができる?

  • 通話用SIMデータ用SIMを分けて使える
  • 通信障害時にもう一方の回線に切り替えられる
  • 仕事用とプライベート用で番号を分けられる
  • それぞれの回線の「いいとこ取り」ができる
  • つまり、2つの回線のメリットだけを組み合わせて、最安かつ最強の環境を作れるのがデュアルSIMの魅力です。


    最強の組み合わせを選ぶ3つのポイント

    デュアルSIMの組み合わせは無数にありますが、「最強」を選ぶには3つの基準があります。

    ポイント①:異なるキャリア回線を選ぶ

    同じキャリア回線の2枚持ちはNGです。

    たとえば楽天モバイル(楽天回線)とpovo(au回線)なら、楽天回線が障害を起こしてもau回線でカバーできます。同じau回線同士だと、片方が落ちたらもう片方も使えない可能性があります。

    キャリア 主な格安SIM・サブブランド
    ドコモ回線 ahamo、日本通信SIM、IIJmio(タイプD)、mineo(Dプラン)
    au回線 povo、UQモバイルIIJmio(タイプA)、mineo(Aプラン)
    ソフトバンク回線 LINEMO、mineo(Sプラン)
    楽天回線 楽天モバイル

    ポイント②:通話用とデータ用を明確に分ける

    デュアルSIMの基本戦略は「通話が安いSIM」+「データが安いSIM」の組み合わせです。

  • 通話用:楽天モバイル(Rakuten Link無料通話)、日本通信SIM(月額290円〜)
  • データ用:povo(必要な時だけトッピング)、IIJmio(大容量が安い)
  • ポイント③:合計月額を意識する

    個別では安く見えても、2回線合計で高くなっては意味がありません。目安として:

  • 節約重視:合計月額1,500円以下
  • バランス型:合計月額2,000〜3,000円
  • 品質重視:合計月額3,000〜4,000円

  • デュアルSIM最強の組み合わせ5選

    比較表(2026年3月時点・税込)

    順位 組み合わせ 合計月額 回線 おすすめタイプ
    🥇1位 楽天モバイル × povo 1,078円〜 楽天+au 通話が多い人
    🥈2位 LINEMO × IIJmio 1,840円〜 SB+ドコモ LINE多用+データ重視
    🥉3位 日本通信SIM × povo 290円〜 ドコモ+au とにかく最安
    4位 ahamo × mineo 3,960円〜 ドコモ+au 大容量+速度重視
    5位 UQモバイル × 楽天モバイル 2,706円〜 au+楽天 安定性+通話無料

    それぞれ詳しく見ていきましょう。


    ① 楽天モバイル × povo|通話無料+データ最適化【最強】

    合計月額:1,078円〜(税込)

    項目 楽天モバイル(通話用) povo(データ用)
    月額料金 1,078円(3GB) 0円(基本料)
    回線 楽天 au
    通話 Rakuten Linkで無料
    データ 3GB トッピングで必要な分だけ
    eSIM対応

    なぜ最強なのか?

    楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを使えば、国内通話が完全無料。これを通話専用として使い、データ通信はpovoで必要なときだけトッピングを購入する方式です。

    povoは基本料0円なので、Wi-Fi環境が充実していて外出先でほとんどデータを使わない人なら、実質月額1,078円で通話し放題+au回線バックアップが手に入ります。

    データが必要なときは、povoで「データ使い放題(24時間)330円」や「3GB(30日間)990円」などのトッピングを買えばOK。月によって使い方を柔軟に変えられるのも大きな魅力です。

    こんな人におすすめ:

  • 電話をよくかける人(仕事の連絡、実家への電話など)
  • Wi-Fi環境が整っていてモバイルデータはあまり使わない人
  • 月によってデータ使用量にバラつきがある人
  • 関連記事:格安SIMの用途別の選び方は「用途別・格安SIMの選び方ガイド」で詳しく解説しています。


    ② LINEMO × IIJmio|LINE使い放題+大容量データ

    合計月額:1,840円〜(税込)

    項目 LINEMO(通話・LINE用) IIJmio(データ用)
    月額料金 990円(3GB) 850円(2GB)
    回線 ソフトバンク ドコモ
    通話 22円/30秒
    データ 3GB + LINEギガフリー 2GB
    eSIM対応

    この組み合わせのポイント

    LINEMOの最大の武器は「LINEギガフリー」。LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロで使い放題です。日常の連絡がLINE中心なら、これだけで通話料金をほぼゼロにできます。

    IIJmioは格安SIMの中でもデータ単価が最安クラス。5GBなら月950円、10GBでも月1,400円と、大容量になるほどコスパが光ります。

    データをもっと使いたい場合は、IIJmioを10GBプラン(1,400円)にすれば合計2,390円で13GB+LINE無制限という構成になります。

    こんな人におすすめ:

  • LINEでの連絡がメインの人
  • ソフトバンク回線の安定性が欲しい人
  • データ容量を柔軟に選びたい人

  • ③ 日本通信SIM × povo|最安クラス!月290円〜の衝撃

    合計月額:290円〜(税込)

    項目 日本通信SIM(メイン) povo(サブ・障害対策)
    月額料金 290円(1GB) 0円(基本料)
    回線 ドコモ au
    通話 11円/30秒
    データ 1GB トッピングで追加可
    eSIM対応

    なぜここまで安い?

    日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」は、音声通話付きで月額わずか290円。これにpovoの基本料0円を組み合わせれば、2回線持ちでも月290円から始められます。

    通話料も30秒11円と業界最安水準。データが足りなければ1GBあたり220円で追加購入できます。

    povoは180日以内に1回はトッピング購入が必要ですが、最安の「データ使い放題(24時間)」が330円なので、半年で330円(月あたり約55円)のコストで維持できます。

    注意:通話が多い人には不向きです。通話料が従量制なので、長電話をすると一気に料金が上がります。通話が多い人は①の楽天モバイルの組み合わせを選びましょう。

    こんな人におすすめ:

  • とにかく通信費を最小限にしたい人
  • 電話はほとんどかけない人
  • 2台目のサブスマホ用として
  • 関連記事:サブ回線の選び方は「サブ回線におすすめの格安SIM」もあわせてチェックしてください。


    ④ ahamo × mineo|大容量+パケット放題で動画も快適

    合計月額:3,960円〜(税込)

    項目 ahamo(メイン) mineo(サブ)
    月額料金 2,970円(30GB) 990円(1GB → 実質3GB)
    回線 ドコモ au / ドコモ / ソフトバンク
    通話 5分かけ放題込み
    データ 30GB 3GB + パケット放題3Mbps
    eSIM対応

    大容量派の最適解

    ahamoは30GBで月2,970円、しかも5分以内の国内通話かけ放題が標準装備。ドコモの安定した回線品質で、速度面での不満はほぼありません。

    ここにmineoを組み合わせる理由は「パケット放題3Mbps」。mineoのマイピタプランでは、データ容量を使い切った後も最大1.5Mbpsの速度で使い放題になります。1.5Mbpsあれば、SNSの閲覧やYouTubeの標準画質再生は問題なくできます。

    つまり、ahamoの30GBを使い切っても、mineo側に切り替えれば中速度で使い続けられるという二段構えの運用が可能です。

    こんな人におすすめ:

  • 動画やSNSをよく使う大容量ユーザー
  • 通信速度にもこだわりたい人
  • 出張や外出が多いビジネスパーソン

  • ⑤ UQモバイル × 楽天モバイル|安定性+通話無料

    合計月額:2,706円〜(税込)

    項目 UQモバイル(データ用) 楽天モバイル(通話用)
    月額料金 1,628円(1GB〜) 1,078円(3GB)
    回線 au 楽天
    通話 Rakuten Linkで無料
    データ トクトクプラン2 3GB
    eSIM対応

    安定志向の人に

    UQモバイルはauのサブブランドだけあって、MVNOとは一線を画す通信品質。お昼の混雑時間帯でも速度が落ちにくいのが最大の強みです。

    ここに楽天モバイルのRakuten Link通話無料を組み合わせれば、安定したデータ通信と無料通話の両立が実現します。

    UQモバイルの「トクトクプラン2」は月間データ使用量が1GB以下なら月額4,048円ですが、au PAYカードお支払い割や自宅セット割を適用すれば大幅に安くなります。割引適用後は月1,628円〜で利用可能です。

    こんな人におすすめ:

  • 通信品質を最優先にしたい人
  • au経済圏をよく利用する人(Pontaポイント等)
  • 家族でauや電気をまとめている人

  • デュアルSIMの設定方法

    iPhoneの場合(iOS 16以降)

    1. 設定モバイル通信モバイル通信プランを追加

    2. eSIMの場合はQRコードを読み取るか、キャリアアプリから設定

    3. 追加されたら「デフォルトの音声回線」と「モバイルデータ通信」をそれぞれ設定

    4. 通話用SIMを「デフォルトの音声回線」に、データ用SIMを「モバイルデータ通信」に割り当てる

    Androidの場合

    1. 設定ネットワークとインターネットSIM

    2. eSIMの場合は「SIMをダウンロード」からQRコードを読み取り

    3. 各SIMに対して「通話」「SMS」「モバイルデータ」のデフォルトを設定

    4. 必要に応じて「モバイルデータの自動切り替え」をONにする

    設定のコツ

  • SIMにわかりやすい名前をつける(例:「楽天_通話」「povo_データ」)
  • モバイルデータの自動切り替えはONにしておくと、メイン回線の電波が弱いときに自動でサブ回線に切り替わる
  • 連絡先ごとに使用するSIMを設定することも可能(iPhoneの場合)

  • デュアルSIMの注意点・デメリット

    デュアルSIMは便利ですが、知っておくべきデメリットもあります。

    1. バッテリー消費が増える

    2つの回線を常時接続するため、バッテリー消費は約10〜20%増加します。外出が多い日はモバイルバッテリーを持参するのが安心です。

    2. 対応機種が限られる

    デュアルSIMに対応していない機種もあります。購入前に必ず確認しましょう。

  • iPhone:XS/XR以降が対応(SE第2世代も対応)
  • Android:Pixel 3a以降、Galaxy S20以降、OPPO Reno シリーズなど
  • 3. 同時に通話はできない

    2回線持っていても、片方で通話中にもう片方の着信は受けられません(DSDS方式の場合)。ただし、通話中でないときはどちらの番号にも着信できます。

    4. 初期設定にひと手間かかる

    SIMの追加やデフォルト回線の設定など、最初だけ少し手間がかかります。ただし一度設定すれば、あとは自動で切り替わるので日常的な手間はありません。

    5. 2つの契約管理が必要

    請求が2社から届くため、家計管理はやや複雑になります。ただし、どちらもオンラインで明細確認できるので、慣れれば問題ありません。



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    よくある質問

    Q. デュアルSIMにすると電話番号は2つになりますか?

    はい、2つの回線それぞれに電話番号が割り当てられます。ただし、メインの番号を通話用SIMにMNP(番号ポータビリティ)で移行すれば、今使っている番号をそのまま使い続けられます。データ用SIMの番号は基本的に使いません。

    Q. 今使っている電話番号はそのまま使えますか?

    使えます。MNP(番号ポータビリティ)で今の番号を通話用SIMに移行すればOKです。データ用SIMは新規契約で問題ありません。

    Q. eSIMに対応していないスマホではデュアルSIMは使えませんか?

    物理SIMスロットが2つある機種(一部のAndroid端末)なら、eSIM非対応でもデュアルSIM運用が可能です。ただし、最近の主流はeSIM対応機種でのデュアルSIM運用です。

    Q. デュアルSIMの切り替えは手動ですか?

    基本的にはデフォルト設定に従って自動で振り分けられます。通話はA社、データはB社と設定すれば、意識せず使い分けられます。「モバイルデータの自動切り替え」をONにすれば、電波状況に応じて自動切り替えも可能です。

    Q. 海外でもデュアルSIMは使えますか?

    海外対応はSIMごとに異なります。ahamoは海外91の国・地域で追加料金なしで使え、povoも海外トッピングがあります。楽天モバイルも海外対応しています。渡航先と対応状況を事前に確認しましょう。

    Q. どの組み合わせが一番おすすめですか?

    迷ったら「楽天モバイル × povo」がもっとも万能です。通話無料・基本料0円のpovoで柔軟にデータ追加・2キャリアで障害対策と、デュアルSIMのメリットをすべて活かせます。


    まとめ:デュアルSIMで通信費を賢く最適化しよう

    デュアルSIMは「通信費を下げたいけど品質も妥協したくない」という人にとって、最適な選択肢です。

    改めて、おすすめの組み合わせをまとめます。

    組み合わせ 合計月額 一言コメント
    楽天モバイル × povo 1,078円〜 迷ったらコレ。通話無料+柔軟データ
    LINEMO × IIJmio 1,840円〜 LINE多用派に最適
    日本通信SIM × povo 290円〜 最安を極めたい人向け
    ahamo × mineo 3,960円〜 大容量+速度重視派
    UQモバイル × 楽天モバイル 2,706円〜 安定性を最優先

    まずは自分の「通話頻度」と「月間データ使用量」を把握するところから始めてみてください。それが分かれば、最適な組み合わせは自然と決まります。

    格安SIMの基本的な選び方を知りたい方は「用途別・格安SIMの選び方ガイド」も参考にしてください。サブ回線の詳しい比較は「サブ回線におすすめの格安SIM」で解説しています。

    ※ 記事内の料金はすべて税込表記です。2026年3月14日時点の情報に基づいています。最新の料金は各社公式サイトをご確認ください。

    ※ 本記事の情報は各キャリア・MVNOの公式サイトを参考にしています。キャンペーン等により実際の料金が異なる場合があります。




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