【2026年3月最新】格安SIM通信速度ランキング15選|実測データでプロが徹底比較

「格安SIMは安いけど速度が遅い」――そんなイメージを持っている人は多い。確かに数年前まで、昼休みの12時台にほとんど通信できないMVNOが少なくなかった。

しかし2026年現在、キャリアのサブブランドやオンライン専用プランの台頭により、月額1,000円台で100Mbps超えの実測速度を出すサービスが続々と登場している。

この記事では、みんなのネット回線速度(みんそく)や各種速度計測サイトの2026年3月最新の実測データをもとに、格安SIM15社の通信速度をランキング形式で徹底比較する。朝・昼・夜の時間帯別データも掲載しているので、「本当に使える格安SIM」を選ぶ判断材料にしてほしい。

> この記事でわかること

> – 2026年3月時点の格安SIM通信速度ランキングTOP15

> – 朝・昼・夜の時間帯別速度データ

> – 速度重視で選ぶべきおすすめ格安SIM

> – 速度が遅くなる原因と対処法

格安SIMの通信速度を正しく理解するための基礎知識

ランキングに入る前に、通信速度の基本を押さえておこう。数字の見方を知っているかどうかで、サービス選びの精度がまったく変わってくる。

下り速度・上り速度・Pingとは

指標 意味 日常利用の目安 下り速度(ダウンロード) データを受信する速度 動画視聴・Web閲覧・アプリDL 上り速度(アップロード) データを送信する速度 SNS投稿・メール送信・ビデオ通話 Ping(応答速度) サーバーとの応答時間 オンラインゲーム・リアルタイム通信

日常利用で最も重要なのは下り速度だ。動画視聴やWebブラウジングなど、データを「受け取る」操作が圧倒的に多いためである。

用途別に必要な速度の目安

用途 必要な下り速度 LINEメッセージ・メール 1Mbps Webブラウジング 3〜5Mbps SNS(画像・短動画閲覧) 5〜10Mbps YouTube(720p) 5Mbps YouTube(1080p) 10Mbps YouTube(4K) 25Mbps Netflix(HD) 5Mbps Netflix(4K) 25Mbps オンラインゲーム 10〜30Mbps(Pingが重要) ビデオ会議(Zoom等) 10〜15Mbps

つまり、下り速度が常時30Mbps以上出ていれば、ほぼすべての用途で快適に使えるということになる。昼休みの速度低下時でもこの水準を維持できるかどうかが、格安SIM選びの分かれ目だ。

【2026年3月最新】格安SIM通信速度ランキングTOP15

以下のランキングは、みんなのネット回線速度(みんそく)および各種速度計測サイトの2026年3月時点のデータを総合的にまとめたものだ。直近3ヶ月間に計測された数千件以上の実測値に基づいている。

総合速度ランキング一覧

順位 サービス名 回線種別 平均下り速度 平均上り速度 平均Ping 昼12時台の下り速度 1位 ワイモバイル SB系サブブランド 152.96Mbps 17.2Mbps 38ms 121.05Mbps 2位 povo au系オンライン専用 139.88Mbps 18.5Mbps 45ms 105.32Mbps 3位 ahamo ドコモ系オンライン専用 127.32Mbps 14.8Mbps 49ms 108.47Mbps 4位 LINEMO SB系オンライン専用 119.09Mbps 16.3Mbps 41ms 146.78Mbps 5位 UQモバイル au系サブブランド 108.90Mbps 15.1Mbps 44ms 82.56Mbps 6位 楽天モバイル 自社回線 81.58Mbps 30.2Mbps 51ms 62.34Mbps 7位 日本通信SIM ドコモ回線MVNO 63.34Mbps 10.8Mbps 52ms 18.72Mbps 8位 IIJmio(タイプD) ドコモ回線MVNO 63.75Mbps 11.2Mbps 55ms 12.45Mbps 9位 mineo(Aプラン) au回線MVNO 58.30Mbps 9.7Mbps 62ms 8.92Mbps 10位 NUROモバイル ドコモ/au/SB回線MVNO 52.18Mbps 12.4Mbps 48ms 15.67Mbps 11位 BIGLOBEモバイル au回線MVNO 45.21Mbps 8.3Mbps 58ms 7.85Mbps 12位 LinksMate ドコモ回線MVNO 42.87Mbps 9.1Mbps 46ms 22.34Mbps 13位 J:COMモバイル au回線MVNO 40.56Mbps 7.8Mbps 60ms 11.23Mbps 14位 イオンモバイル ドコモ/au回線MVNO 35.42Mbps 8.5Mbps 65ms 6.78Mbps 15位 TONEモバイル ドコモ回線MVNO 28.93Mbps 7.2Mbps 70ms 5.43Mbps

注目すべきポイントは、上位6サービスがすべてキャリアのサブブランドまたはオンライン専用プランだということ。MNO回線をそのまま使うため、MVNOのように回線の一部を借りる仕組みとは根本的に速度品質が異なる。

速度ランキングの読み方

このランキングを見る際に覚えておいてほしいのは、平均速度だけで判断するのは危険ということだ。

例えば4位のLINEMOは、全体の平均下り速度では119.09Mbpsだが、昼12時台に限ると146.78Mbpsで全サービス中トップになる。昼の混雑時にどれだけ安定しているかは、平均速度とは別に確認する必要がある。

時間帯別の速度比較【朝・昼・夜】

格安SIMの速度を比較するうえで、最も重要なのが時間帯別の実測データだ。特に昼12時〜13時は回線が最も混雑するため、ここでの速度低下が小さいサービスほど「実力のある格安SIM」と判断できる。

時間帯別速度比較表(上位10社)

サービス名 朝(8時台) 昼(12時台) 夜(21時台) 昼の速度維持率 ワイモバイル 193.45Mbps 121.05Mbps 133.29Mbps 62.6% povo 168.21Mbps 105.32Mbps 125.74Mbps 62.6% ahamo 155.83Mbps 108.47Mbps 118.92Mbps 69.6% LINEMO 170.54Mbps 146.78Mbps 108.23Mbps 86.1% UQモバイル 135.67Mbps 82.56Mbps 102.31Mbps 60.8% 楽天モバイル 98.42Mbps 62.34Mbps 78.56Mbps 63.3% 日本通信SIM 78.91Mbps 18.72Mbps 55.23Mbps 23.7% IIJmio 85.34Mbps 12.45Mbps 58.67Mbps 14.6% mineo 72.56Mbps 8.92Mbps 48.34Mbps 12.3% NUROモバイル 68.23Mbps 15.67Mbps 45.89Mbps 23.0%

時間帯別データから見える3つの事実

1. サブブランドは昼でも60%以上の速度を維持する

ワイモバイル、povo、ahamoは昼の12時台でも朝の60〜70%程度の速度を維持している。これはMNO回線をそのまま使っているため、回線の帯域が十分に確保されているからだ。

2. LINEMOは昼に最も強い格安SIM

LINEMOの昼12時台は146.78Mbpsと、むしろ朝よりは下がるものの昼の速度維持率は86.1%で全サービス中トップ。ソフトバンクが速度品質賞を受賞しているだけあり、混雑時の品質管理に力を入れていることがわかる。

3. MVNOは昼に大幅な速度低下が避けられない

IIJmio、mineo、BIGLOBEモバイルなどの純粋なMVNOは、昼12時台に朝の10〜25%程度まで速度が落ちる。これは大手キャリアから借りている回線の帯域が限られているためで、構造的な問題だ。ただし、下り10Mbps以上出ていればWebブラウジングやSNS閲覧には問題ない。

速度重視で選ぶべき格安SIM【タイプ別おすすめ】

ここまでのデータを踏まえて、速度重視で格安SIMを選ぶ際のおすすめを、利用タイプ別に紹介する。

タイプ1:速度最重視(仕事用・メイン回線)

おすすめ:ワイモバイル

項目 内容 月額料金 シンプル2 S(4GB):2,365円 / M(20GB):4,015円 / L(30GB):5,115円 平均下り速度 152.96Mbps 昼12時台速度 121.05Mbps 回線 ソフトバンク(サブブランド) 強み 全時間帯で安定した速度、店舗サポートあり、家族割あり

ワイモバイル全時間帯で100Mbps以上を安定して維持しており、速度面では格安SIMの中で最も信頼できる。家族割やおうち割光セットを適用すれば月額1,078円〜と料金面でも競争力がある。

店舗サポートもあるため、オンラインだけでは不安という人にも向いている。速度と安心感の両立を求めるなら、ワイモバイルが最有力候補だ。

詳しいレビューは「ワイモバイルの評判・口コミ2026年最新レビュー」で解説している。

タイプ2:速度と料金のバランス重視

おすすめ:ahamo

項目 内容 月額料金 30GB:2,970円 / 110GB(大盛り):4,950円 平均下り速度 127.32Mbps 昼12時台速度 108.47Mbps 回線 ドコモ(オンライン専用) 強み 5分かけ放題込み、海外91ヶ国対応、シンプル料金

ahamoは月額2,970円で30GB+5分かけ放題が使え、全時間帯で100Mbps以上をキープする。ドコモ回線をそのまま使うため、エリアの広さも申し分ない。

特に海外でもそのまま使える点は、出張や旅行が多い人には大きなメリットだ。

ahamoの詳しい情報は「ahamoの評判・口コミ2026年最新レビュー」を参考にしてほしい。

タイプ3:とにかく安く、それなりの速度が欲しい

おすすめ:楽天モバイル

項目 内容 月額料金 〜3GB:1,078円 / 〜20GB:2,178円 / 無制限:3,278円 平均下り速度 81.58Mbps 昼12時台速度 62.34Mbps 回線 楽天自社回線+au回線(パートナー) 強み データ無制限3,278円、Rakuten Linkで通話無料

楽天モバイルはデータ無制限で月額3,278円という圧倒的なコスパを誇る。速度もMVNOより明らかに速く、昼12時台でも60Mbps以上を維持している。

Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が完全無料になるのも大きなアドバンテージだ。

楽天モバイルの実力は「楽天モバイルの評判・口コミ2026年最新レビュー」で詳しく検証している。

タイプ4:月額を極限まで下げたい(速度は妥協)

おすすめ:IIJmio

項目 内容 月額料金 2GB:850円 / 5GB:990円 / 10GB:1,500円 / 15GB:1,800円 / 20GB:2,000円 平均下り速度 63.75Mbps 昼12時台速度 12.45Mbps 回線 ドコモ/au回線(MVNO) 強み 業界最安級の料金、端末セール、eSIM対応

IIJmioは月額850円(2GB)から使え、MVNOの中では安定した速度を維持している。昼12時台は速度が落ちるものの、朝・夜は60Mbps以上出ており、動画視聴やWebブラウジングは問題なくこなせる。

料金の安さを最優先にするなら、IIJmioは最有力の選択肢だ。格安SIMの選び方全般については「格安SIMの選び方ガイド2026年版」も合わせて読んでほしい。

サブブランド vs MVNO|速度差が生まれる仕組み

「なぜサブブランドは速くて、MVNOは遅いのか?」――この疑問に答えるには、回線の仕組みを理解する必要がある。

回線の仕組みの違い

区分 代表サービス 回線の使い方 昼の速度安定性 MNO(キャリア本体) ドコモ/au/ソフトバンク 自社回線をフル使用 ◎ サブブランド ワイモバイル/UQモバイル 親会社の回線を優先利用 ◎ オンライン専用プラン ahamo/povo/LINEMO キャリア回線をそのまま使用 ◎ MNO(新規参入) 楽天モバイル 自社回線+パートナー回線 ○ MVNO IIJmio/mineo/NUROモバイル等 キャリアから帯域を借りて運営 △〜×

MVNOは大手キャリアから回線の一部を「借りて」サービスを提供している。借りている帯域には上限があるため、利用者が集中する昼休みや夕方には回線が混雑し、速度が大きく低下する。

一方、サブブランドやオンライン専用プランは、親会社の回線をそのまま、または優先的に使うため、混雑時でも速度が維持される。この構造的な違いが、速度ランキングの上位6位と7位以下の明確な差を生んでいる。

格安SIMの速度が遅くなる3つの原因と対処法

速度が遅いと感じた場合、原因は大きく3つに分けられる。

原因1:時間帯による回線混雑

最も一般的な原因で、特に以下の時間帯に発生しやすい。

  • 昼12時〜13時:昼休みの集中利用(最も混雑)
  • 夕方17時〜19時:帰宅ラッシュ
  • 夜21時〜23時:在宅時の動画視聴
  • 対処法:サブブランドまたはオンライン専用プランに乗り換える。MVNOの構造的な問題のため、同じMVNO内での対処は難しい。

    原因2:通信制限(速度制限)

    データ容量を使い切ると、多くのサービスで速度制限がかかる。

    サービス 制限後の速度 ワイモバイル(S) 最大300kbps ワイモバイル(M/L) 最大1Mbps ahamo 最大1Mbps LINEMO(ミニプラン) 最大300kbps LINEMO(スマホプラン) 最大1Mbps UQモバイル プランにより最大300kbps〜1Mbps 楽天モバイル 制限なし(無制限プラン)

    対処法:データ追加購入、またはデータ容量の大きいプランに変更する。楽天モバイルのように無制限プランを提供しているサービスなら、速度制限の心配がない。

    原因3:電波環境(建物内・地下・山間部)

    建物の奥まった場所、地下、山間部では電波の受信状態が悪くなり、速度が低下する。

    対処法:Wi-Fiを併用する、窓際に移動する、または複数の回線(デュアルSIM)を持つことでリスクを分散できる。

    格安SIM15社の月額料金と速度の関係

    速度だけでなく、料金とのバランスも重要だ。以下の表で、各サービスの「1Mbpsあたりの月額コスト」を比較する。

    料金 vs 速度のコスパ比較表

    サービス名 最安プラン(税込) データ容量 平均下り速度 1Mbpsあたり月額 楽天モバイル 1,078円 3GB 81.58Mbps 13.2円 LINEMO 990円 3GB 119.09Mbps 8.3円 IIJmio 850円 2GB 63.75Mbps 13.3円 NUROモバイル 792円 3GB 52.18Mbps 15.2円 povo 390円(1GB/7日間) 1GB 139.88Mbps 2.8円 日本通信SIM 290円 1GB 63.34Mbps 4.6円 ahamo 2,970円 30GB 127.32Mbps 23.3円 ワイモバイル 2,365円 4GB 152.96Mbps 15.5円 UQモバイル 2,365円 4GB 108.90Mbps 21.7円 mineo 1,298円 5GB 58.30Mbps 22.3円

    1Mbpsあたりのコストが最も安いのはpovoで、次いでLINEMO、日本通信SIMという結果になった。ただし、povoはトッピング方式で使わない月は0円という特殊な料金体系のため、毎月一定のデータ量を使う人にはLINEMOIIJmioが適している。

    料金面での詳しい比較は「格安SIM料金比較2026年版」を参照してほしい。

    速度重視で格安SIMを選ぶ際の5つのチェックポイント

    最後に、速度を重視して格安SIMを選ぶ際に確認すべきポイントをまとめる。

    チェックポイント一覧

    1. 昼12時台の実測速度を確認する

    平均速度ではなく、最も混雑する昼12時台の速度がどの程度かを確認しよう。みんそく等の実測データサイトで、自分の居住地域のデータもチェックするとより正確だ。

    2. 回線種別(サブブランド/MVNO)を確認する

    速度安定性を求めるなら、サブブランド(ワイモバイルUQモバイル)またはオンライン専用プラン(ahamoLINEMO、povo)を選ぶのが確実だ。

    3. 自分の利用エリアでの速度を調べる

    通信速度は地域によって大きく異なる。みんそくでは都道府県別の速度データも公開されているので、自分の住んでいる地域の実測値を確認してから契約することをおすすめする。

    4. 速度制限後のスペックを確認する

    データ容量を使い切った後の制限速度も重要だ。制限後に最大1Mbps出るサービス(ahamoワイモバイルM/L、LINEMOスマホプラン等)なら、SNSやWebブラウジング程度は引き続き使える。

    5. 5G対応状況を確認する

    2026年現在、ほとんどの格安SIMが5Gに対応しているが、5Gエリアの広さはキャリアによって異なる。5Gエリア内であれば、さらに高速な通信が期待できる。

    まとめ:速度で選ぶなら「ワイモバイル」「ahamo」「LINEMO」の3強

    2026年3月時点の実測データに基づく格安SIM速度ランキングの結論をまとめる。

    速度ランキングTOP5まとめ

    順位 サービス 平均下り速度 こんな人におすすめ 1位 ワイモバイル 152.96Mbps 速度と店舗サポートの両方が欲しい人 2位 povo 139.88Mbps 使った分だけ払いたい人 3位 ahamo 127.32Mbps 通話込みでシンプルに使いたい人 4位 LINEMO 119.09Mbps 昼の速度安定性を最重視する人 5位 UQモバイル 108.90Mbps au回線で安定した速度が欲しい人

    速度を最優先にするならワイモバイル、速度と料金のバランスならahamo、昼の安定性ならLINEMOがそれぞれベストチョイスだ。

    一方で、月額料金を最優先にするならIIJmioやNUROモバイルなどのMVNOも十分に選択肢に入る。昼の速度低下を許容できるなら、月額850円〜でスマホが使えるメリットは大きい。

    自分の利用スタイルに合った格安SIMを見つけるために、まずは「格安SIMの選び方完全ガイド」で全体像を把握し、気になるサービスの個別レビューを読み比べてみてほしい。

    データ出典:みんなのネット回線速度(みんそく)、格安SIMの速度比較サイト、価格.comマガジン、各キャリア公式サイト(2026年3月時点の実測データを参照)

    最終更新日:2026年3月19日

    執筆:南米おやじ

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