「月10GBくらい使いたいけど、できるだけ安く抑えたい」——そう考えているなら、格安SIMの10GBプランが狙い目だ。
2026年3月現在、10GBプランの最安クラスは月額1,340円。大手キャリアで同容量を使うと4,000〜5,000円台になることを考えると、年間で3万円以上の節約が可能になる。
筆者(南米おやじ)は海外在住ながら、日本の格安SIMを複数契約して実際に使い比べてきた。一時帰国のたびに速度測定もしている立場から言えば、10GBプランは料金と使い勝手のバランスが最も良い容量帯だ。SNS、動画視聴(1日30分程度)、マップ、ネット検索を普通に使って、月末に少し余るくらいのちょうどいいサイズ感になる。
この記事では、10GBプランが安い格安SIM8社を料金・速度・特徴で徹底比較し、ランキング形式で紹介する。
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- 10GBプランの格安SIM 料金比較表【2026年3月最新】
- 【1位】HISモバイル|月額1,340円で通話料も最安
- 【2位】日本通信SIM|70分無料通話付きで1,390円
- 【3位】IIJmio|端末セットの安さが圧倒的
- 【4位】NUROモバイル|キャンペーンで実質994円
- 【5位】イオンモバイル|店舗サポートで安心
- 【6位】mineo|15GBに増量+パケット放題が無料
- 【7位】LINEMO|LINEギガフリーが唯一無二
- 【参考】ahamo|10GBでは割高だが30GBなら最強
- 10GBプラン選びの3つのチェックポイント
- 10GBで足りる?データ使用量の目安
- 【用途別】おすすめの10GBプランはこれだ
- 乗り換え手順は意外と簡単
- まとめ|10GBプランの最安は月額1,340円から
10GBプランの格安SIM 料金比較表【2026年3月最新】
まずは主要な格安SIM・サブブランドの10GB前後プランを一覧で比較しよう。
注目ポイント: 上位4社はすべて月額1,500円以下。特にHISモバイル・日本通信SIM・IIJmioの3社は月額1,400円前後で横並びの激戦区だ。
> 各容量帯の料金をまとめて比較したい方は「格安SIM料金比較 完全ガイド」もあわせて確認してほしい。
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【1位】HISモバイル|月額1,340円で通話料も最安
基本スペック
HISモバイルが1位の理由
HISモバイルの強みは、データ料金と通話料の両方が最安クラスという点だ。
10GBで月額1,340円は単純な料金比較で最も安い。さらに通話料が9円/30秒と、他社の11〜22円/30秒と比較して圧倒的に安い。月に合計30分ほど電話をかける人なら、通話料だけで月390〜780円の差が出る。
旅行会社HISのグループ企業という安心感もある。海外旅行とセットでお得なプランが用意されることもあり、旅行好きな人には特に相性が良い。
こんな人におすすめ
注意点
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【2位】日本通信SIM|70分無料通話付きで1,390円
基本スペック
日本通信SIMの強み
日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」は、10GB+70分無料通話が込みで1,390円という驚異的なコスパを実現している。
他社で10分かけ放題オプションを付けると月額500〜880円ほどかかるため、月に数回以上電話する人にとっては実質最安といえる。通話込みの総コストで考えれば、HISモバイルよりもお得になるケースが多い。
こんな人におすすめ
注意点
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【3位】IIJmio|端末セットの安さが圧倒的
基本スペック
IIJmioが選ばれる理由
IIJmioの最大の武器は、端末セット購入時の価格だ。MNP乗り換えなら人気スマホが110円〜で購入できるセールが常時開催されている。
回線品質も老舗ISP(インターネットイニシアティブ)が運営しているだけあって安定感がある。docomo回線とau回線の2回線から選べる点も使い勝手が良い。
また、2026年3月時点では最大6ヶ月間150円引きのキャンペーンが実施されており、実質1,250円/月で使える期間もある。
> IIJmioの詳しいレビューは「IIJmio 完全レビュー」で解説している。
こんな人におすすめ
注意点
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【4位】NUROモバイル|キャンペーンで実質994円
基本スペック
NUROモバイルのコスパ戦略
NUROモバイルのVLプラン(10GB)は通常1,485円だが、新規/MNP申込で12ヶ月間491円引きの月額994円で使える。初月無料も合わせると、1年間の通信費は約10,934円。月あたり約911円という破格の安さだ。
さらに3ヶ月ごとにボーナスデータ(6GB)が付与されるため、実質的には月11〜12GB分のデータが使える計算になる。ソニーグループの運営で品質面の信頼性も高い。
> NUROモバイルの速度や評判は「NUROモバイル 完全レビュー」で詳しく解説している。
こんな人におすすめ
注意点
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【5位】イオンモバイル|店舗サポートで安心
基本スペック
イオンモバイルの安心感
イオンモバイルは料金だけ見ると上位4社には及ばないが、全国200店舗以上のイオンで対面サポートが受けられるという圧倒的な強みがある。
契約手続き、初期設定、故障時の相談まで店舗で対応してもらえるため、格安SIMが初めての人やシニア層でも安心して乗り換えられる。1GB刻みでプランを選べる柔軟さも他社にはない特徴だ。
こんな人におすすめ
注意点
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【6位】mineo|15GBに増量+パケット放題が無料
基本スペック
mineoの「マイピタ」増量リニューアル
mineoは2025年末に「マイピタ」を大幅リニューアルし、旧10GBプランが料金据え置きで15GBに増量された。1,958円で15GB使えるため、1GBあたりの単価は約130円と実はかなりお得だ。
さらに15GBプランでは「パケット放題Plus」が無料で利用でき、データを使い切っても最大1.5Mbpsで使い放題になる。2026年3月には速度を3Mbpsに引き上げた「パケット放題3Mbps」も正式リリース予定で、実質容量無制限に近い使い方が可能になる。
> mineoの使い勝手を詳しく知りたい方は「mineo 完全レビュー」を参照してほしい。
こんな人におすすめ
注意点
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【7位】LINEMO|LINEギガフリーが唯一無二
基本スペック
LINEMOの段階制メリット
LINEMOのベストプランは段階制を採用している。3GBまでなら990円、10GBまで使うと2,090円。つまり、データ使用量が少ない月は自動的に安くなる仕組みだ。
最大の特徴はLINEのトーク・音声通話・ビデオ通話がギガにカウントされないこと。LINEでのやり取りが多い人なら、実質的に10GB以上使えるのと同じだ。
SoftBankの自社回線を使っているため、MVNOと違って昼休みや夕方の速度低下がほぼない。通信品質を重視するなら有力な選択肢になる。
こんな人におすすめ
注意点
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【参考】ahamo|10GBでは割高だが30GBなら最強
ahamoは最小プランが30GB/2,970円のため、10GBだけ使う人にはオーバースペックだ。ただし、将来的にデータ使用量が増える可能性がある人、docomoのMNO品質の速度が欲しい人には検討の余地がある。5分以内の国内通話が無料で付いている点も見逃せない。
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10GBプラン選びの3つのチェックポイント
1. 通話込みのトータルコストで比較する
月額料金だけでなく、通話料やかけ放題オプションまで含めたトータルコストで比較することが大切だ。
たとえば月に合計20分の通話がある場合の月額コストを比較すると:
通話がある人は日本通信SIMが圧倒的に有利。通話をほとんどしない人はHISモバイルが最安になる。
2. キャンペーン適用後の「実質月額」を計算する
多くの格安SIMでは、新規/MNP契約時にキャンペーン割引がある。NUROモバイルの12ヶ月間491円引きのように、長期のキャンペーンは実質月額を大きく下げる。
ただし、キャンペーン終了後の通常料金も必ず確認すること。割引が終わった2年目以降も使い続けるかどうかで、トータルの損得は変わる。
3. 使い切り後の制限速度をチェック
10GBを使い切った後の制限速度はサービスによって大きく異なる。
mineoの制限速度は別格で、動画視聴(低画質)やSNSなら問題なく使えるレベルだ。データを使い切る月が多い人はmineoの実質的な価値が高い。
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10GBで足りる?データ使用量の目安
10GBでどれくらいのことができるのか、目安を確認しておこう。
10GBが向いている人の目安:
逆に、外出先で毎日1時間以上の動画を見る人、テザリングを頻繁に使う人は15〜20GBプランのほうが安心だ。
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【用途別】おすすめの10GBプランはこれだ
とにかく安さ最優先 → HISモバイル(1,340円)
電話をほとんどかけず、純粋にデータ通信の月額料金だけで選ぶならHISモバイルが最安。通話料も9円/30秒と安いため、たまの通話でも負担が少ない。
通話もデータもバランスよく → 日本通信SIM(1,390円)
70分の無料通話が付いて1,390円は破格。仕事の電話や家族への連絡で月に数回通話する人なら、トータルコストで最も安くなるケースが多い。
スマホごと買い替えたい → IIJmio(1,400円)
MNP乗り換えで端末が110円〜買えるのはIIJmioだけ。スマホの買い替え時期が近いなら、端末代込みで考えると最もお得になる可能性が高い。
初めての格安SIMで不安 → イオンモバイル(1,848円)
料金は少し高くなるが、全国のイオン店舗で対面サポートが受けられる安心感は唯一無二。格安SIM初心者やシニア層に強くおすすめしたい。
データ容量の不安をなくしたい → mineo(1,958円)
15GBに増量済み+制限時でも1.5〜3Mbpsで使えるパケット放題付き。「月末にギガが足りなくなるかも」という不安から解放されたいなら、mineoが最適解だ。
通信速度を最優先 → LINEMO(2,090円)
SoftBank自社回線だから、昼12時台でも速度が落ちない。ビジネス利用や速度が重要なオンライン会議が多い人は、多少高くてもLINEMOの安定感を選ぶ価値がある。
> 格安SIMの選び方の基本を知りたい方は「格安SIMの選び方ガイド」も参考にしてほしい。
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乗り換え手順は意外と簡単
格安SIMへの乗り換えは、以下の4ステップで完了する。
1. MNP予約番号を取得(現在のキャリアのマイページ or 電話で取得。ワンストップMNP対応キャリアなら不要)
2. 格安SIMの公式サイトで申込(本人確認書類・クレジットカードを用意)
3. SIMカードが届いたら差し替え(eSIMなら即日開通)
4. APN設定を行う(各社の公式ガイドに従って設定。5分で完了)
MNP転出手数料は2021年から原則無料化されているため、乗り換えにかかるコストは格安SIM側の初期費用(0〜3,740円)のみだ。
> 乗り換え手順をもっと詳しく知りたい方は「格安SIMの乗り換えガイド」で解説している。
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まとめ|10GBプランの最安は月額1,340円から
2026年3月時点の10GBプランをまとめると、以下の結論になる。
月額1,000円台前半で10GBを使える時代が来ている。大手キャリアに月4,000〜5,000円払い続けているなら、年間3万円以上の節約チャンスを逃していることになる。
この記事の比較表を参考に、自分の使い方に合った1社を選んでほしい。迷ったら、通話なしならHISモバイル、通話ありなら日本通信SIM、スマホも買い替えるならIIJmioを選んでおけば間違いない。
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*この記事の料金・プラン情報は2026年3月19日時点の内容です。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。*
*筆者: 南米おやじ|パラグアイ在住。日本の格安SIMを複数契約し、一時帰国のたびに速度測定・使用感を検証しています。*
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