# 格安SIMのデメリット10選|乗り換え前に知っておくべき注意点と対処法
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「格安SIMに乗り換えれば月額料金が安くなるのは分かっている。でも、何か落とし穴があるんじゃないか?」
そう感じて検索した方は多いはずです。実際、「格安SIM やめとけ」と検索する人は少なくありません。
筆者(南米おやじ)はパラグアイ在住で、日本の格安SIMと海外の現地SIMを併用しています。大手キャリアから格安SIMに乗り換えた経験も複数回あり、メリットだけでなく実際に「困った」と感じた場面も数多く経験してきました。
この記事では、2026年3月時点の最新情報をもとに、格安SIMのデメリット10選と、それぞれの具体的な対処法を解説します。デメリットを正しく理解したうえで乗り換えれば、後悔することはほぼありません。
格安SIMのデメリット10選と対処法
デメリット1:昼休みや通勤時間帯に通信速度が落ちる
格安SIMで最も多い不満が通信速度の低下です。特に平日12時〜13時のお昼休みは、多くのユーザーが一斉にスマホを使うため、MVNOの回線が混雑して速度が大幅に落ちます。
筆者が日本に一時帰国した際にMVNO系の格安SIMを使っていたとき、お昼時に動画が読み込めず、SNSの画像表示にも数秒かかった経験があります。
なぜ遅くなるのか? MVNOは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線の一部を借りて運営しています。借りている「帯域」にはキャパシティの上限があり、利用者が集中すると渋滞が発生するわけです。
対処法
デメリット2:店舗サポートが限られている
大手キャリアはドコモショップ・auショップなどが全国に約2,000〜2,300店舗ありますが、格安SIMはオンライン対応が中心です。IIJmioやmineoなどのMVNOは実店舗がほぼなく、申し込み・プラン変更・故障対応はすべてWebかチャットで行う必要があります。
スマホの操作に慣れていない方や、対面で相談したい方にとっては大きな不安材料です。
対処法
デメリット3:キャリアメールが使えなくなる
大手キャリアを解約すると、@docomo.ne.jpや@au.com、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。
銀行口座やネットサービスの登録メールにキャリアメールを使っている場合、乗り換え前に変更しないとログインできなくなるリスクがあります。
対処法
デメリット4:LINEの年齢認証ができない場合がある
MVNO系の格安SIMでは、LINEの年齢認証(18歳以上確認)ができない場合があります。年齢認証ができないとID検索や電話番号検索が使えません。
対処法
デメリット5:初期設定(APN設定)を自分でやる必要がある
大手キャリアでは店員がすべて設定してくれますが、格安SIMではAPN設定(アクセスポイント名の設定)を自分で行う必要があります。SIMカードを差し替えただけではインターネットに接続できません。
対処法
デメリット6:大容量・無制限プランの選択肢が少ない
格安SIMの料金メリットが最も大きいのは1GB〜20GBの中容量帯です。一方で、月50GB以上や無制限で使いたい場合は選択肢が限られます。
対処法
デメリット7:通話料金が割高になりやすい
大手キャリアには5分かけ放題が基本プランに含まれていることがありますが、格安SIMの多くは通話料が22円/30秒(税込)の従量課金です。電話をよくかける人は、思った以上に通話料がかさむ可能性があります。
対処法
デメリット8:災害時・緊急時の不安
「格安SIMだと災害時につながらないのでは?」という不安を持つ方がいます。確かに、MVNO系は回線が混雑した場合に大手キャリアユーザーよりも優先度が低くなる可能性があります。
対処法
デメリット9:最新端末のセット購入が限られる
大手キャリアでは最新のiPhoneやAndroidをセット購入できますが、格安SIMでは取扱端末のラインナップが限定的です。特にiPhoneの最新モデルは取り扱いがない場合があります。
対処法
デメリット10:支払い方法がクレジットカード限定のことが多い
大手キャリアでは口座振替が当たり前ですが、格安SIMの多くはクレジットカード払いのみ対応です。クレジットカードを持っていない方は申し込みすらできない場合があります。
対処法
デメリット比較表:格安SIMのタイプ別影響度
格安SIMは大きく「MVNO」「サブブランド」「オンライン専用プラン」の3タイプに分かれます。タイプによってデメリットの影響度が異なります。
| デメリット | MVNO(IIJmio・mineo等) | サブブランド(UQ・ワイモバ) | オンライン専用(ahamo・LINEMO) |
|---|---|---|---|
| 昼の速度低下 | 大きい | 小さい | 小さい |
| 店舗サポートなし | 対面なし | 全国に店舗あり | 対面なし |
| キャリアメール不可 | 不可(持ち運び可) | 不可(持ち運び可) | 不可(持ち運び可) |
| LINE年齢認証 | 一部非対応 | 対応 | 対応 |
| APN設定が必要 | 必要 | 必要(店舗で対応可) | 必要 |
| 大容量プランなし | 少ない | 最大33GB程度 | 最大100GB程度 |
| 通話料割高 | 従量課金 | オプションあり | 5分無料込み(ahamo) |
| 災害時の優先度 | やや低い | キャリア同等 | キャリア同等 |
| 最新端末の取扱い | 少ない | やや少ない | なし(別途購入) |
| 支払い方法 | カード限定多い | 口座振替可 | 口座振替可(ahamo) |
| 月額料金の安さ | 最も安い | やや安い | 安い |
ポイント: 料金の安さを最優先するならMVNO、デメリットを最小限に抑えたいならサブブランドまたはオンライン専用プランがバランスの良い選択です。
格安SIMのデメリットが気にならない人の特徴
すべてのデメリットが全員に当てはまるわけではありません。以下に該当する方は、格安SIMのデメリットをほぼ感じずに使えます。
逆に、「対面サポートが絶対に必要」「月100GB以上使う」「通話が1日30分以上」という方は、大手キャリアの方が満足度が高い場合があります。
格安SIMに乗り換えるとどれくらい安くなる?
デメリットはあっても、月額料金の差額を考えれば乗り換える価値は十分にあります。
| 月のデータ量 | 大手キャリア(目安) | 格安SIM(目安) | 年間節約額 |
|---|---|---|---|
| 3GB | 約4,500円〜5,500円 | 約850円〜990円 | 約42,000円〜54,000円 |
| 10GB | 約6,500円〜7,500円 | 約1,500円〜2,000円 | 約54,000円〜66,000円 |
| 20GB | 約7,000円〜7,500円 | 約2,000円〜2,970円 | 約48,000円〜66,000円 |
筆者の場合、家族4人分を大手キャリアから格安SIMに切り替えたことで、年間約20万円の通信費削減に成功しました。パラグアイに移住してからは日本用の回線は最小プランにしていますが、一時帰国時にプラン変更するだけで済むので非常に便利です。
料金を詳しく比較したい方は、格安SIM料金比較の記事をご覧ください。
乗り換え手順を知りたい方へ
デメリットを理解したうえで「乗り換えよう」と決めた方は、格安SIMへの乗り換え完全ガイドで手順を詳しく解説しています。MNPワンストップ方式で、最短15分で開通できます。
まとめ:デメリットを理解すれば格安SIMで後悔しない
格安SIMには確かにデメリットがあります。しかし、10個のデメリットのうち、2026年現在では多くが対処可能です。
特に重要なポイントは3つです。
1. 速度が心配ならサブブランドかオンライン専用プランを選ぶ(UQモバイル・ahamo・LINEMO等)
2. キャリアメールは乗り換え前にフリーメールへ移行する
3. 月のデータ量と通話頻度を把握してから最適なプランを選ぶ
デメリットを正しく知ったうえで選べば、格安SIMは年間5万円以上の節約を実現できる強力な選択肢です。
自分に合った格安SIMを見つけたい方は、格安SIM料金比較や格安SIM速度ランキングも合わせてチェックしてみてください。
免責事項: 本記事の情報は2026年3月時点のものです。料金プラン・キャンペーン内容・サービス仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。通信速度は利用環境・時間帯・エリアによって異なります。
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