「スマホはほとんど使わないのに、毎月数千円も払っている…」そんな悩みを抱えていないだろうか。
実は2026年現在、月1GB以下の超少量プランなら月額0円〜290円で維持できる格安SIMが複数存在する。Wi-Fi環境がメインの人、サブ回線として番号を維持したい人、海外在住で日本の番号だけ残したい人にとって、これらの格安プランは救世主だ。
筆者(南米おやじ)自身、パラグアイに住みながら日本の電話番号を月額290円で維持している。帰国時にだけデータを追加して使うスタイルで、年間の通信費はわずか3,500円程度。大手キャリアに月7,000円払っていた時代が信じられない。
この記事では、月1GB以下で使える最安の格安SIMを徹底比較し、用途別のおすすめプランをランキング形式で紹介する。
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月1GB以下の格安SIM 料金比較表【2026年3月最新】
まずは主要プランの料金を一覧で比較しよう。
※HISモバイル:1GBプランは月額550円。月間データ利用量が100MB未満の月のみ290円に割引。
ポイント: 純粋に「最安」を追求するならpovo2.0の0円、1GBのデータ付きで最安なら日本通信SIMの290円が結論だ。
→ 料金をもっと幅広く比較したい方は「格安SIM料金比較 完全ガイド」も参考にしてほしい。
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【1位】povo2.0|基本料0円の最強プラン
基本スペック
povo2.0が最安である理由
povo2.0はKDDI(au)が提供するオンライン専用プランで、基本料金が文字通り0円。データ通信はトッピング(都度購入)方式を採用しており、必要なときだけギガを買い足すスタイルだ。
トッピングを購入しない状態では最大128kbpsの低速通信のみ利用可能だが、電話の発着信やSMSは問題なく使える。
0円維持の条件に注意
povo2.0を0円で維持し続けるには、180日間に1回以上、以下のいずれかの条件を満たす必要がある。
この条件を満たさない場合、利用停止→契約解除となる可能性がある。最も安いトッピングは「データ使い放題(24時間)」の330円なので、半年に1回330円を支払えば番号を維持できる計算だ。月あたりに換算するとわずか約55円。
こんな人におすすめ
→ povo2.0の詳しいレビューは「povo2.0 徹底レビュー」をチェック。
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【2位】mineo マイそくスーパーライト|月額250円で音声通話付き
基本スペック
特徴と注意点
mineoのマイそくスーパーライトは、月額250円で音声通話付きSIMを持てるプラン。通信速度は最大32kbpsに制限されているため、データ通信はほぼ使えないと考えたほうがいい。テキストのLINEメッセージがかろうじて送れる程度だ。
ただし、「24時間データ使い放題」オプション(330円/回)を必要なときに追加すれば、一時的に通常速度でのデータ通信が可能になる。
povo2.0との違い
mineoのメリットは3キャリア回線から選べる点と、180日ルールのような維持条件がない点だ。毎月250円を確実に支払うだけで、面倒な管理なく番号を維持できる。
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【3位】日本通信SIM 合理的シンプル290|1GB付きで月額290円
基本スペック
1GB付き最安プランの実力
日本通信SIMの合理的シンプル290プランは、1GBのデータ容量が付いて月額290円という驚異的なコストパフォーマンスを誇る。
しかも通話料が11円/30秒と大手キャリアの半額で、専用アプリを使う必要もない。データ使用量の上限を自分で設定できるため、使いすぎによる高額請求の心配もゼロだ。
筆者の実体験:海外から日本の番号を維持
筆者はパラグアイ在住だが、日本通信SIMで日本の携帯番号を維持している。月額290円で1GBのデータが付くので、一時帰国時にもそのまま使える。空港に着いた瞬間からネットにつながるのは本当にありがたい。
海外在住者が日本の電話番号を維持するコストとしては、これ以上安い選択肢はなかなかない。銀行の二段階認証SMSも受信できるし、日本の行政手続きで電話番号を求められても困らない。
こんな人におすすめ
→ 日本通信SIMの詳細は「日本通信SIM 徹底レビュー」で解説している。
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【4位】HISモバイル 自由自在290|通話料が業界最安
基本スペック
290円の条件を正しく理解しよう
HISモバイルの「自由自在290プラン」は名前に290とあるが、月額290円になるのは月のデータ利用量が100MB未満の場合のみ。1GBプランの通常料金は月額550円だ。
つまり、データをほぼ使わない月は290円、少しでも使えば550円になる。この点は日本通信SIMの「常に290円で1GB付き」と比較すると、やや不利に感じる。
通話料の安さは圧倒的
一方、HISモバイルの最大の強みは通話料9円/30秒という業界最安級の料金だ。専用通話アプリも不要で、標準の電話アプリからそのまま安く通話できる。電話をよくかける人にとっては、基本料の差額以上に通話料で得する可能性が高い。
→ HISモバイルの詳しい評価は「HISモバイル 徹底レビュー」にまとめている。
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【5位以下】1GB前後で検討すべきその他のプラン
NUROモバイル VSプラン(3GB / 792円)
ソニーグループが運営するNUROモバイルは、3GBで月額792円と1GB単価が安い。1GBでは少し心もとないが3GBあれば十分、という人にはコスパが光る。初月無料なのも嬉しいポイントだ。
IIJmio ギガプラン(2GB / 850円)
老舗MVNOのIIJmioは2GBで月額850円。通話料も11円/30秒と安く、端末セット販売のラインナップが非常に充実している。スマホの買い替えも同時に考えているなら有力候補だ。
LINEMO ベストプラン(3GB / 990円)
SoftBankの格安ブランドLINEMOは、3GBで月額990円。LINEのデータ消費がカウントされない「LINEギガフリー」が特徴で、LINEでの通話やビデオ通話をよく使う人に向いている。ソフトバンク回線のためMVNOより通信速度が安定しやすいのもメリットだ。
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楽天モバイル0円プラン終了の教訓
「格安SIM 0円」と聞いて楽天モバイルを思い出す人も多いだろう。楽天モバイルは2021年4月〜2022年6月まで、1GB以下なら月額0円で使える「Rakuten UN-LIMIT VI」を提供していた。
しかし2022年7月、楽天モバイルは新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」に強制移行し、最低料金を月額1,078円(3GB)に引き上げた。この「0円プラン廃止」は大きな反発を招き、契約者数は最盛期から50万件以上減少した。
povo2.0の0円はいつまで続く?
この前例があるため、「povo2.0の0円もいつか終わるのでは?」と心配する声もある。ただし、povo2.0の0円はあくまで「基本料」であり、データ通信はトッピングで別途課金する仕組みだ。楽天モバイルの「1GBまで0円」とはビジネスモデルが異なるため、すぐに廃止される可能性は低いと考えられる。
とはいえ、将来的なプラン変更リスクはゼロではない。確実に290円で1GB使い続けたいなら、日本通信SIMやHISモバイルを選ぶほうが安心だ。
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用途別おすすめプラン早見表
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格安SIMの選び方 5つのチェックポイント
月1GB以下の格安SIMを選ぶとき、料金の安さだけに目を奪われると失敗する。以下の5つのポイントを必ず確認しよう。
1. 維持条件はあるか
povo2.0のように「180日に1回トッピング購入」などの条件があるプランは、うっかり忘れると契約解除されるリスクがある。管理が面倒な人はmineoや日本通信SIMのような毎月定額タイプが安心だ。
2. 通話料はいくらか
基本料が安くても通話料が高ければ、結局毎月の支払いは増える。月に数回でも電話するなら、通話料まで含めた総額で比較すべきだ。
3. 回線はどこか
au回線(povo2.0)、docomo回線(日本通信SIM、HISモバイル)、3キャリア対応(mineo)と、プランによって使える回線が異なる。今使っているスマホがSIMフリーかどうか、対応バンドは合っているか確認しておこう。
4. eSIM対応か
海外在住者や、物理SIMスロットを別の回線で使いたい人にはeSIM対応が重要だ。povo2.0はeSIM対応、日本通信SIMもeSIM対応済みだ。
5. 解約時の違約金はあるか
今回紹介したプランはすべて最低利用期間・解約金なし。気軽に試して、合わなければ乗り換えられるのも格安SIMの大きなメリットだ。
→ 格安SIMの選び方を基礎から学びたい方は「格安SIMの選び方ガイド」がおすすめだ。
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筆者の使い方:パラグアイから日本の番号を月290円で維持
最後に、筆者自身の実体験を共有したい。
筆者は2025年夏からパラグアイのアスンシオンに住んでいる。日本を離れる前に大手キャリアから日本通信SIMの合理的シンプル290プランに乗り換えた。理由は単純で、月額290円で日本の電話番号を維持できるからだ。
パラグアイではローカルのSIMを使っているため、日本のSIMでデータ通信することはほぼない。しかし、日本の銀行・証券口座のSMS認証、年金事務所からの連絡、行政手続きなどで日本の電話番号が必要になる場面は意外と多い。
月額290円なら年間でもたった3,480円。これで日本の電話番号を失わずに済むのだから、海外移住者にとっては必須の出費だと思っている。
一時帰国時は1GBの基本データに加えて、必要に応じてデータを追加購入(1GBあたり220円)する。2週間の帰国で3GB追加しても、その月の支払いは290円 + 660円 = 950円。大手キャリアの月額料金よりはるかに安い。
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まとめ:月1GB以下なら月額290円以下で十分
2026年現在、月1GB以下の格安SIMは以下の3プランが最有力だ。
1. povo2.0(0円〜): 番号維持だけならこれ一択。半年に330円のトッピングで維持可能
2. mineo マイそくスーパーライト(250円): 維持条件なしで気楽。通話メインの人に
3. 日本通信SIM 合理的シンプル290(290円): 1GB付き・通話料半額。データも欲しい人のベストバランス
大手キャリアに毎月何千円も支払っているなら、まずは格安SIMへの乗り換えを検討してほしい。月1GB以下の利用なら、通信費を月290円以下に抑えることは十分可能だ。
浮いたお金で好きなことに投資しよう。
→ プラン選びに迷ったら「格安SIMの選び方ガイド」から読んでみてほしい。

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